とっくんの詩(うた)。笑って死ぬ準備。

笑って死ぬ為に、歌わないとっくんが詩います。読まないで下さい。

最終回。

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ありがとう。




どうもこんばんは。


過去のどの記事を読み返しても面白い。


wt68kg。おでぶランナーの




f:id:TokkunKarasu444:20220208135613j:plain


とっくんです。



写真は高野山

以前に何度か写真を載せましたが、

去年の5月に歩きお遍路をしていて、

最後の締めくくりとして行って来ました。

(お遍路について詳しくはウィキってね。)



さて、先述した通り、現在の僕ちんの体重は
68kgです。


レース時は63kg台まで絞っていたのですが、




f:id:TokkunKarasu444:20220208180850j:plain
サービスショット♡


度重なる不摂生が続き、

上記の体重になってしまいました。



現在は、

ジョグ程度のトレーニングから再開し、

サブ50くらいまでは戻ってきています。


なにせ


スーパーアスリートなもので。





では

本日より、昨年12/5に行われた
赤穂義士ラソンのレースレポートを

重い腰を上げて


書いていこうかと思います。



(1話2話は以下)

tokkunkarasu444.hatenablog.com
tokkunkarasu444.hatenablog.com






サブ50
を目指して3’50-4'00/kmくらいの集団で走っていた僕ちん。


f:id:TokkunKarasu444:20211221180350j:plain
白のタンクトップが僕ちんです。


途中補給ミスなどがありながらも、大きな問題なく20km地点までクリア。



何より、



f:id:TokkunKarasu444:20211221131320j:plain


遠方から応援で駆けつけてくれた、
ロードバイク仲間のカズさんと、奥様のさやかさん。

二人のサプライズ応援が更なる力となっていた。






そして30km地点まで。

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18-30km


ここでも大きなペースの乱れはなく、機械のように正確なタイムを刻み続ける僕ちん達の集団。


そんな集団の中で走りながら、自分の体に、調子を何度も問いかける。



しんどいか、と聞かれれば、

もちろんずっとしんどい。


初めの1kmから30kmまでずっと、1km経過する毎に、

次は2km、次は3km、次は4km、、、と、時計と睨めっこしながら
常に42kmが来るのをずっと待ち侘びていた。



しかし

しんどいにはしんどいのだが、

呼吸の乱れも、下肢の疲労も、著明ではない。



いや、しんどいながらも、むしろずっと走っていられそうな感覚さえ抱く時もあった。






昨年9月から再開したランニングであるが、10月と11月は500km/月の距離を走った。

正しい練習方法の知識なんて無かったが、毎日体が悲鳴をあげるように

”己を痛め続ける事”だけを善としながら日々を送っていた。

娯楽は断ち

友人からの誘いも断り

ただただ速くなるように。強くなるように。

”走る”という事以外の一切を犠牲にしながら過ごした三ヶ月だった。




そんな自分の日々は間違っていなかった。

レーニング方法は間違っていなかったのだ。




そんな想いを噛み締めながら30kmまでを走った。








そして31-37km。

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31-37km.

ラソンには”30kmからの壁”と言うものが存在する。



その言葉の通り、30kmくらいから集団にも少し動きが出始めた。



集団内のメンバーに呼吸の乱れが見え始める。

それと同時に一人、また一人、とメンバーが減り、


7人いた集団は35km地点では4人になっていた。



ロードバイクのレースでは

ここからが勝負の面白いところ。

残りの3人をここからどうやって振るい落とし、どうやって自分が一番になるか。

それを考えながら走る。



しかしマラソンにはこれとはまた違った面白さがあった。



「俺たちはサブ50を目指すメンバー」



集団内での会話は一言も無かったが、一人一人から、そんな想いがひしひしと強く伝わってきた。



前の人が息が上がっていそうなら、代わりに少し前に出る。

後ろの人に遅れが見え始めたら、ペースを緩める事は出来ないなりに、後ろを少し振り返る素振りを見せて気遣う。



集団内には、そんな言葉が不要な”団結力”が確かにあった。

「俺は絶対にサブ50を取る。お前も絶対に取れ。」


そう強く想い、想われながら、


動きづらくなってきている足を強引に、

前に、前にと送り出した。





そしてラスト5km。

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38-42.195km


ラスト5kmと言うことは

ラスト一周。



終わる。




あと一周だけ走れば終わる。




あと20分もすればこの痛みや辛さ、苦しさから全て解き放たれる。




35km地点では正直まだ余裕があった僕ちんであったが、

38kmくらいからはやや限界が近づいてきていた。



スタート開始と共に時計と睨めっこしながら、頭の中で1km、1kmと積み重ねてきた距離であったが、

”残り一周”となってから、頭の中では、残り4km、残り3km、、、と、引き算が開始されていた。



残り距離が減っていくのに反比例して、
身体が挙げる悲鳴は強くなっていく。



悲鳴はおよそ100メートルの距離毎にも増強していくようになり、


今、
少し別の事を考えたりしたら



”無意識に足が止まる”



そんな極限状態まできていた。



気力と気合と根性と精神力とで自分を奮い立たせながら、

ただ、42.195kmだけを目指した。



そしてついに


ついにガーミンの時計は41kmを表示した。



感覚のない全身の筋肉の中から、

まだ少しでも使い物になりそうな筋肉を自分で探しながら、




身体を誤魔化し、脳を誤魔化し、



「俺はやれる」


その想いで、


残りの1kmと少しを走り切る。




これで



これで全てが終わる。




禁酒も、

禁菓子も、

体を痛めつける事も、

子どものような早寝早起きの生活も、


全てから解き放たれる。





今日


一緒に走ってくれたサブ50の集団メンバーの方々ありがとう。


サプライズ応援に来てくれたカズさん、さやかさんありがとう。


いつも応援に来てくれているまどかちゃん、ゆきね、あやちゃんありがとう。


今日まで一緒に走ってくれたKARAんSUの

ゴリちゃん、

武史、

直也、

ミネさん、

のんちゃん、

しゅうと、

ありがとう。


そして、今日まで一緒に走りながら、
最高のアスリート食を作って来てくれた

なっちゃん

ありがとう。




みんな






ありがとうー!




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記録:2時間46分27秒


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と言うことで、


無事サブ50を達成することが出来ました。




そして

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のんちゃん、なっちゃん


のんちゃん:4時間27分25秒
なっちゃん:4時間26分25秒



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直也、武史、しゅうと

直也:5時間29分08秒
武史:3時間36分42秒
しゅうと:3時間05分38秒


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ゴリちゃん。

ゴリちゃん:2時間44分12秒(5位入賞)



と、全員がレース出場時点での目標を
見事に達成できました。





12/5に行われた


赤穂義士ラソンレース。


年の最後に行われたレースでしたが、


最高の仲間達と楽しめたお陰で、


一年を締め括るのに、最高の1日となりました。



ありがとう。



そして、


当ブログ、


最後は途切れ途切れとなりましたが、



ここまで



記事を読んでくれていた方々









ありがとうございました。



また





いつか会える日を楽しみにしています。



f:id:TokkunKarasu444:20211211082410j:plain




〜完〜














明日から第二部が開始するので

おったのしみにー。てへぺろ






下記より読者登録よろぴくな。(はーと。)